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株式会社リフィナス - 代表取締役 稲井 祥平

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困難をプラスに捉えてチャンスに

困難があったら、いつもプラスに捉える考え方で生きてきたという株式会社リフィナスの稲井祥平社長。起きてしまったことを嘆いても仕方がない、チャンスに変える視点で捉えて、実際にアクションしていくことを心掛ける。そうして自分を信じて日々の努力を継続した結果、2017年6月にキックボクシング専門のジムを開設し、現在までに12店舗まで拡大させた。

稲井祥平社長のプロフィール

魔裟斗選手に憧れ18歳でキックボクシングをはじめる。
学生のときにプロのライセンスを取得。試合にも出場していたが、卒業後はサラリーマンになろうと決意。証券会社に入社して仕事をしながら、なかなか成績が出ない中でもキックボクシングは続けていると、3年目にして圧倒的な成果が出た。
入社4年目の海外赴任で1年間のバンコク駐在。その間キックボクシングの熱が戻り、毎朝毎晩の練習、昼間は仕事の日々だった。その甲斐あって、帰国の2〜3カ月前にはムエタイの試合にも出場。
帰国後は兼ねてから起業したいという思いが強くなっていった。スポーツは自分の人生に良い影響を与えてくれたので、少しでもそういう方が増えれば自分自身も嬉しい。そんな空間を作りたいと思い、帰国から1年後に女性目線を意識したスタイリッシュなキックボクシング専門のジムを開設した。

会社情報

設立2018年5月
資本金1000万円
売上高3億円
従業員数70名
事業内容フィットネス事業・メーカー業
URLhttps://refinas.jp/

困難だったこと

コロナウイルス感染症による影響でとても苦しい経験もした。
当時は緊急事態宣言でスポーツジムも営業停止の命令があり、ジムも1ヶ月間の営業停止に。もちろん家賃代、従業員の給料、広告費の支払いがある中で、収入は一切なかったという。

逆境を乗り越えた方法とは

業界的にも何とかしなければと、ZOOMによるオンラインのレッスンを考えた。会費はそのままいただきながら、それに見合うだけのコマ数をオンラインで生配信するというもの。朝11時から夜10時まで1時間刻みで、トレーナーによる生配信を1ヶ月間毎日行っていた。
もちろんクレームもあるためご返金することもあったが、そういった状況をご理解いただき、継続いただいた会員さんも多かったという。困難な中にもスタッフの支えやお客様のご理解があったからこそやってこられたと心から感謝している。

今後のビジョンについて

2030年までに100店舗にしていきたい。早まることもあるかもしれないが、あまり焦らずに少しずつ着実に増やしていく方がいいのかなと感じている。
経営者の方からいろいろとご指導いただく機会もすごく多く、そういった方々にお話を聞きながら、社会に求められるジムづくりをしていきたい。


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